ドーナツの基本と、世界に一つのマイドーナツの作り方!
どんな料理にもいえることですが、
最低限これがあれば出来る、
というベースの材料と作り方があって、
それらひとつひとつの役割を知っていれば、
いくらでもアレンジできますし、
失敗して不味くなることはありません。
てことで
まずはベースですが
僕が考えるドーナツの最低限の材料とレシピがこれです。
ベースとなるドーナツレシピ
材料(5~7コ分)
・薄力粉 150g
・砂糖 50g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・卵 1コ
・牛乳 大さじ1
・バター 10g
作り方
①材料を全て混ぜます。
②丸くしたりドーナツ型にしたり、お好みの形に成型します。
③低温の油(160~170度)で5~10分揚げます。
焼き色がちょうどよくなったら完成です。
これでドーナツは出来ます。
ですが今日はここからが本題です。
冒頭に書いたように
材料ごとの役割を知れば、何で代用すればよいかわかるので、
自分好みにアレンジすることが出来ます。
役割と代用品
・薄力粉
役割
食べる部分です。
要するに、ドーナツは薄力粉に味・甘味・食感を加えて油で揚げる料理です。
代用品
強力粉→ハードな食感になります。
強力粉に寄せすぎるとパンになってしまうので、薄力粉とのブレンドがオススメです。
中力粉→薄力粉と強力粉の中間の食感になります。
・砂糖
役割
甘味です。
代用品
白糖→ガツンとした甘味になります。
グラニュー糖→スッキリとしたマイルドな甘味になります。
三温糖→独特の風味と濃厚な甘味が出ます。
黒糖→独特の風味が出ます。沖縄風(サーターアンダギー)にオススメ。
・ベーキングパウダー
役割
生地を膨らませる効果があります。ドーナツのサクサク食感の元。
代用品
ホットケーキミックス→ホットケーキミックスにはベーキングパウダーも入っているので、
純粋な代用品としても使えます。
重曹→モチモチの食感になります。
・卵
役割
混ざりやすくする「つなぎ」の役割。
ふんわりとした食感にする。
卵の味や、濃い揚げ色をつける。
代用品
牛乳・バター→卵・牛乳・バターは「つなぎ」が主な役割なので、
どれかひとつにすることも可能です。
ヨーグルト→フワッとした食感になります。
豆乳→独特のコクと味が加わります。
・牛乳
役割
混ざりやすくする「つなぎ」の役割。
しっとりとした食感になります。
代用品
卵・バターと同じです。
・バター
役割
混ざりやすくする「つなぎ」の役割。
バターの風味が加わります。
中ふんわり、外サクサクの食感になります。
代用品
卵・バターと同じですが、サラダ油やオリーブオイルでも代用できます。
アレンジを実践
例えば
沖縄風(サーターアンダギー)にしたい!
・砂糖→黒糖に変えてみよう。
・牛乳→卵のみにして、ガシガシした歯ごたえを出そう。
・バター→バターの風味はいらないのでサラダ油にしよう。
ということでベースのドーナツレシピを変えてみます。
・薄力粉 150g ・薄力粉 150g
・砂糖 50g ・黒糖 50g
・ベーキングパウダー 小さじ1 → ・ベーキングパウダー 小さじ1
・卵 1コ ・卵 1~2コ
・牛乳 大さじ1 ・サラダ油 小さじ1~2
・バター 10g
あとは成型するときに穴なしで丸いまま揚げればOKです。
より美味しくするために
材料のアレンジが出来るようになりましたので、
ここからより美味しくするためには作り方を工夫します。
・味のムラをなくし、滑らかにしたい。
↓
・材料をうまく混ぜればいい。
↓
①卵と砂糖→油→粉の順番にすると混ざりやすくなります。
②バターや牛乳は温めたり常温に戻すと混ざりやすくなります。
③粉類はふるっておくと、より滑らかになります。
このような感じで作り方を工夫すれば、より美味しくなります。
しかし手間にもなりますので、
どこまでやるかはお好みで。
材料もアレンジもバリエーションは無限大です。
基礎さえ押さえていれば、どんなアレンジをしても美味しいドーナツになります。
より自分好みにアレンジして、
世界に一つのマイドーナツを楽しんでください!
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